拝啓 早春の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたび国立天文台 野辺山太陽電波観測所は、 2015年3月31日にて閉所したことをおしらせします。 観測所開所から45年以上にもおよぶ、 皆様からのご支援に深く感謝いたします。
当観測所にて運用していた二つの太陽電波望遠鏡 野辺山電波ヘリオグラフと野辺山強度偏波計は、 2015年4月1日から別機関・部署により運用が継続されます。 野辺山電波ヘリオグラフは、 名古屋大学 太陽地球環境研究所を中心とした 野辺山電波ヘリオグラフ運用延長国際コンソーシアムにより運用され、 野辺山強度偏波計は国立天文台 野辺山宇宙電波観測所により運用が継続されます。 これらの観測機器に対する情報・ご質問・ご要望については、 以下に示す各研究機関のホームページをご覧ください。
国立天文台では、 野辺山電波ヘリオグラフおよび野辺山偏波計のデータアーカイブ・データ解析環境として、 太陽データ解析システムを提供しています。 これらの観測装置で得られた観測データの科学的解析が必要な場合は、 太陽データ解析システムのホームページをご参照ください。
長年にわたる皆様のご協力に深く感謝いたします。