三鷹 太陽多波長データ解析研究会 ファースト=サーキュラー 次期太陽観測衛星Solar-Bの開発・製作も着々と進み、その科学への期待が 高まってきました。いっぽう従来の衛星からは、活動極大期のデータが 今も送られてきています。さらには、地上観測機器も新たな機能拡張を 経てあたらしい科学をひらこうとしています。 この研究会では、選ばれた太陽活動領域の多波長観測データを、 参加者が実際にワークステーションで解析して、論文につながる結果をだすこと を目的としています。今回は、Solar-B衛星に積まれる観測機器(SOT・EIS・XRT) を意識して、類似機能をもつ現有観測機器(NSO-SP/ASP、SOHO/CDS、ようこう/SXT など)のデータ解析を行い、Solar-Bへの科学的解析の準備を行うことが おもな目的です。 具体的には以下のテーマで進める予定です。 CDSデータの解析を通じて極端紫外線スペクトルデータの解析手法を習得する。 また、CDSのデータ解析で得られる遷移層・コロナ診断情報をMDIやASPといった 光球面磁場データなどと比較解析を行い、コロナのダイナミックスや加熱の磁 気的起源を探ること、を解析テーマとする。 今回は残念ながら、旅費援助はありません。 また、端末数の制限から参加者数がいっぱいになった場合、お断りするかも しれません。 参加希望の方はこの文章の末尾の参加申し込みを記入後以下に送ってください。 shimizu@solar.mtk.nao.ac.jp 締め切りは1月11日(日)必着とします。 日程:   2004年2月4日(水)午後から2月7日(土)午前 場所:   国立天文台(三鷹)総合情報棟2階計算機共同利用室 内容(予定): タイムテーブル: 2月4日午後 活動領域紫外線・X線スペクトルデータの解析法と SOHO/CDSのデータ解析ソフトに関する講義 解析テーマの説明 5日 ─ 6日 解析 7日午前 成果報告 解析対象とその選択: 解析対象とするテーマは以下の2件です。参加する方はどの テーマを希望するかおしらせください。 (1) マイクロフレア・ジェットに伴うダイナミックス (2) 活動領域コロナ加熱(CDSによる温度・密度診断) こちらで用意するデータ(予定): NSO-SP/ASPと衛星ほかとで共同観測を実施した以下の活動領域 2000年11月14日から22日 活動領域9231 2002年3月10日から17日  活動領域0306 について ・ようこう SXT HXT BCS WBS ・NSO-SP ASP ・SOHO MDI EIT CDS ・TRACE ・野辺山 NoRH (電波ヘリオグラフ)・NoRP (偏波計) ・三鷹 SFT(太陽フレア望遠鏡) ・飛騨 FMT(フレア監視望遠鏡) ・そのほか GOES KittPeak などなど こちらで用意するソフト: ・太陽データ統合解析環境 SolarSoftware ・3次元磁場計算ソフト Magpack2 世話人: 清水 敏文(責任者 国立天文台三鷹 shimizu@solar.mtk.nao.ac.jp) 下条 圭美(国立天文台野辺山/天文学データ解析計算センター) 横山 央明(東京大学) 協賛:国立天文台太陽物理学研究系、野辺山太陽電波観測所、 天文学データ解析計算センター ---------------- 切取り ------------------ 太陽多波長データ解析研究会参加申し込み 氏名: 所属: 宿泊予約:2月 日の晩から 日まで 泊 解析希望テーマ・内容(可能なら記入): 第一候補 第二候補 ---------------- 切取り ------------------ ===========================================================================