太陽多波長フレアデータ解析研究会 NSRO-CDAW '05 group1-1 2005/08/22-26
2.本イベントの特徴
sourceごとのスペクトルの時間変化
ループ上空の現象とfoot pointでの現象には何か違いがみられるはずである。
そこで、
1.時間分解能をあげて
2.エネルギー分解能をあげて
それぞれの場所の特徴を比較した。
RHESSI Light Curves and Spectra of each source
LIGHT CURVE
時間分解能を20secとして
ループ上空とfoot pointでlight curveをつくった。
- 12-25keV:
- どちらも似たようなlight curve
ループ上空でのほうがやや強い
- 25-50keV:
- foot pointで激しい変動がみられる
foot pointにやや遅れて上空でも変動がおこる
SPECTRUM
エネルギー分解能を3keVとして、時間幅5分で積分したスペクトル
(※imageの四角で囲った部分のintensityを足し合わせた。)
- foot point でのスペクトルのほうが、ループ上空よりもsoftで、
foot point : negative power low ~ 4
ループ上空 : negative power low ~ 6
-
だいたいpower lowの差は2くらいだ。このことは、
foot pointをthick targetとみなし、
ループ上空をthin targetとみなすことと一致している。
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