数値MHD入門セミナーの予定(2000.8.4:by 工藤、柴田
                           rev. 8.11: 工藤、横山、柴田
                           rev. 9.3: 工藤、横山、柴田)

９月１１日(月) 

pm 3:00-4:30 

柴田：数値流体計算入門
          introduction
          basics：差分近似、1st upwind, 2nd order Lax-Wendroff, 
                       安定性、クーラン条件、explicit/implicit、
                       流体／MHD方程式、境界条件、 
          advanced：(TVD), CIP/MOCCT => 工藤、熱伝導=> 横山、
          code test:  linear sound/MHD wave, 
                      shock tube (流体／MHD),
                      self-similar solution (sedov)
                       
pm 4:45 - 6:15

工藤：CIP法入門
          考え方
          差分式
          具体的計算例

夕食

pm 8:00 - 11:00 流体コードの開発

実習(工藤、横山、斎藤、柴田 チューター)

柴田：Lax-Wendroff 法コード開発の要点(１０分)
工藤：CIP法コード開発の要点(１０分)

8:00-9:30 Lax-Wendroff 法による１次元流体コードの開発：
                線形波動、ショックチューブのテスト計算

9:30-11:00  CIP法による流体コードの開発
                   (CIP法の矩形波伝播コードを
                   与え、これをヒントに開発)
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９月１２日(火)

am 9:00 - 10:30   CIP法による流体コードの開発
                         (前夜の続き)

am 10:30 - 12:00

横山：熱伝導、放射冷却計算法
          基礎方程式
          差分式
          具体的計算例

昼食

pm 1:30 - 3:00

熱伝導コードの開発

実習(横山、工藤、斎藤、柴田 チューター)

横山：熱伝導コード開発の要点(１０分)

１次元熱伝導コードの開発：非線形熱伝導フロント伝播(self-similar solution)
    (線形熱伝導コードの雛型を与え、それをヒントに
     非線形コード作成。)

pm 3:00 - 3:30

工藤：MOCCT法入門

pm 4:00 - 5:30

柴田：具体的研究課題の解説(各課題１０分)

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(工藤コード)

課題１  ループ中アルフベン波の 1.5MHD sim. 
        (Litwin-Rosner 論文の検証）
            （１．５次元MHD）
              森本、工藤、斎藤、柴田

課題２  恒星スピキュール（超巨星風）
           （１．５次元MHD：scale height/stellar radius 
              が太陽と異なるため、彩層(spicule)が流れ出して
              cold wind となる）
               木全、工藤、斎藤、柴田

課題３  原始星、T-Tauri 型星のスピキュールとコロナ加熱
            (星の平均磁場強度が太陽より大、
             すなわち磁束管の断面積変化が小、これに
             太陽(恒星)風を入れると恒星風(hot coronal wind)
               のアルフベン波加速風モデルになる)
              中串、工藤、斎藤、柴田


(横山コード)

課題４  マイクロフレアの１次元モデル（ループに間歇的に
        エネルギーを注入し、SXTで観測するとどう見えるか計算する）
         （１次元流体熱伝導・放射冷却）
               高津、横山、柴田

課題５  非対称磁気ループ中におけるフレアループの進化
         （１次元流体熱伝導・放射冷却：
             断面積の変化を含むようにコードを
             改訂する必要あり）
              浅井、横山、柴田

課題６  原始星フレアの１次元モデル
           (原始星と降着円盤をつなぐループにおける
            フレアエネルギー解放による彩層蒸発の
            １次元熱伝導流体計算)
              磯部、横山、柴田
    

(統合コード)

課題７  浮上磁場ループ中におけるコロナ生成：
             アルフベン波加熱の場合
        （１．５次元ＭＨＤ熱伝導・放射冷却：
          CIPコードに熱伝導サブルーチンを導入）
              森安、嶺重、横山、工藤、柴田


(横山／下条コード)

課題８  太陽X線ジェットの指数関数密度分布の起源
       （１次元流体熱伝導）衛藤、横山、下条、柴田     
 

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pm 5:30-6:30

研究課題実習：コードの使い方解説と実習
(研究課題別に２グループに分かれて解説)

工藤：1.5DMHD-CIP/MOCCT code の使用法 

横山：1D熱伝導流体-Lax-Wendroff code の使用法


９月１３日(水)  研究実習

９月１４日(木)  午前：研究実習
                午後 1:30-4:30 避難訓練(セミナー参加者は遠足？)
                午後 5:00-6:00   研究実習
                     8:00-11:00  研究実習

９月１５日(金)  午前 9:00-12:00 

                 研究成果発表会(20分／１人) 

                 今後の予定相談
                 午前中でセミナー終了(目標)

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