太陽多波長データ解析研究会 ファースト=サーキュラー 次期太陽観測衛星SOLAR-Bの開発・製作も着々と進み、先日可視光望遠鏡SOTの 完成披露があったことはマスコミなどを通じて御存じのことと思います。これを うけて、その科学的解析の準備をすすめなければなりません。 この研究会では、選ばれた太陽活動領域の観測データを、参加者が実際に ワークステーションで解析します。今回は、SOLAR-B衛星に積まれる観測機器 のうち特に可視光望遠鏡SOTによるベクトル磁場・画像の超高解像度データを 意識して、類似機能をもつ現有観測機器(NSO-SP/ASP、La Palma/SVST)の 解析を行い、SOLAR-Bの科学的解析の準備を行うことがおもな目的です。 財源には限りがありますが、旅費援助があります。 参加希望の方はこの文章の末尾の参加申し込みを記入後以下に 送ってください。 yukio.katsukawa@nao.ac.jp 締め切りは2004年11月15日(月)必着とします。 日程: 2004年12月20日(月)午後〜12月23日(木)午前 場所: 国立天文台(三鷹) 総合情報棟2階計算機共同利用室 内容(予定): ○タイムテーブル: 12月20日 光球磁場データの解析法に関する講義 ASP/La Palmaデータ解析ソフトの説明 解析テーマの説明 21-22日 解析 12月23日 成果報告 ○解析対象とその選択: 解析対象とするテーマは以下の2件です。参加する方はどの テーマを希望するかおしらせください。 (1) ストークスポラリメータによる光球ベクトル磁場解析 - ストークスプロファイルから磁場の導出 - 黒点周辺の光球磁場構造の解析 (ASPデータ使用) (2) 高分解能撮像観測データによる光球微細構造の解析 - 光球速度場と彩層/コロナ構造の関係 (La Palma SVSTデータ使用) ○こちらで用意するデータ(予定): (1) NSO SacPeak/ASP: FeI 6302A/6303A磁場 2000年11月14日から22日 活動領域9231 2003年 3月10日から15日 活動領域0306 (2) La Palma/SVST: G-band, Hα, CaIIK 1998年5月30日 活動領域8227 衛星などとの共同観測データ ・ ようこう SXT HXT BCS WBS ・ SOHO MDI EIT CDS ・ TRACE ・ 野辺山 NoRH (電波ヘリオグラフ)・NoRP (偏波計) ・ 三鷹 SFT(太陽フレア望遠鏡) ・ 飛騨 FMT(フレア監視望遠鏡) ・ そのほか GOES KittPeak などなど ○こちらで用意するソフト: ・ ASP解析ソフトウェア ・ La Palma解析ソフトウェア ・ 太陽データ統合解析環境 SolarSoftware ・ 3次元磁場計算ソフト Magpack2 世話人:清水 敏文(責任者 国立天文台Solar-B推進室 shimizu@solar.mtk.nao.ac.jp) 勝川 行雄(国立天文台Solar-B推進室 yukio.katsukawa@nao.ac.jp) 下条 圭美(国立天文台野辺山太陽電波観測所/天文学データ解析計算センター) 矢治 健太郎(国立天文台天文学データ解析計算センター) 横山 央明(東京大学) 協賛:国立天文台太陽天体プラズマ研究部、野辺山太陽電波観測所、 天文学データ解析計算センター ---------------- 切取り ------------------ 太陽多波長データ解析研究会参加申し込み 氏名 : 所属 : 宿泊予約: 12月 日の晩から 日まで 泊 旅費補助: 希望する・希望しない 解析希望テーマ・内容(可能なら記入): 第一候補: 第二候補: ---------------- 切取り ------------------