(1) SolarSoftwareのインストール
「SolarSoftware(SSW)」をサブパッケージ「Radio/NoRH」 を含めてインストールする。これ以外にもYohkoh/SXTを 含めることを強く推奨する。これらのパッケージがインストールされていない場合は コンピュータ管理者に相談してほしい。 「SolarSoftware」の配布元は、 http://www.lmsal.com/solarsoft/ である。このマニュアルではSSWをインストールしたトップディレクトリを ${SSW}と定義する。またNoRHサブパッケージのトップディレクトリを ${NORH}(通常は${SSW}/radio/norh)と定義する。
(2) NoRHデータベースのインストール
国立天文台野辺山データアーカイブ ftp://solar-pub.nao.ac.jp/pub/nsro/norh/data
やCD-ROMからデータベースをコピーしてインストールする。 ${NORH}/dataにインストールするのがデフォルト。
注意 1 ! NoRHデータベースのうちtsxデータ(付録A.8節参照)は、サイズが 大きく転送に時間がかかる。このデータは解析には絶対 必要というわけではないので転送しなくてもよい。
注意 2 ! 野辺山のネットワークを過負荷にしないために、 初期設定はCD-ROMをつかって、 その後の更新だけネットワーク経由で行うという 方式をしてくれるよう強く要望する。
(3) 個人環境の設定
環境設定ファイル~/.cshrc中で
setenv SSW SSWのディレクトリ1
setenv SSW_INSTR ``norh''
setenv NORH ${SSW}/radio/norh
source ${SSW}/gen/setup/setup.ssw
source ${NORH}/setup/setup.norh
を適当な箇所に書き加える。ただし環境変数${SSW}はサイトによって異なるので
注意。また他の観測機器も同時解析する場合は
setenv SSW_INSTR ``norh sxt''
などとする。ディスクスペースの都合などの理由から
サイトによってはNoRHデータベースをデフォルト(${NORH}/data)とは異なる
場所にインストールしている場合がある
2。
その際は、
setenv NORHDB NoRHデータベースのディレクトリ
とする。