観測室の受信機群






受信機システムの最後尾の部分をバックエンドといい、計算機やレコーダーに出力 するデータを作ります。観測室には主に、以下の受信機・計算機があります。

中間周波受信機
84台のアンテナからの光信号を 再び電気信号に戻して増幅し、 信号の位相をそろえます。

デジタルバックエンド受信機
信号のデジタル化を行います。 相関演算という特殊な計算を毎秒 2兆回行う相関器に通し、相関値 という観測値が得られます。 これを高速磁気テープに記録し、 計算機へ送ります。

制御計算機
アンテナ、フロントエンド・中間周波・バックエンド部の制御、気象データ収集等を 行うパソコンがあり、これら全体を主制御計算機がコントロールしています。