2つの周波数で見た太陽フレア
電波ヘリオグラフでは現在17GHzと34GHzの2つの周波数で同時に太陽を観測し
ています。これによって太陽フレアのスペクトルを知ることができます。この
絵は1995年11月10日のフレアの画像で、上の方の電波源は17GHz・34GHz・軟X
線で共通して見えているのに対し、下の方の電波源は17GHzの左円偏波だけで
明るく見えており、磁場と強く関係していることがわかります。
(Reference: Takano, T. et al., 1997, Proc. of CESRA Workshop, p.183)