フィラメント放出現象
電波ヘリオグラフの広い視野と小さいノイズによって、およそ1万度という、
太陽の中では低温の現象であるプロミネンスも観測することができます。この
絵は1992年7月31日に観測されたプロミネンスの噴出で、太陽の外側に見えて
いるのがプロミネンスが飛び出していく様子を示す電波画像を3枚重ねたもの、
内側が後で起こったアーケード型のフレアを示す軟X線画像(ネガ像)です。
(Reference: Hanaoka, Y. et al., 1994, PASJ 46, 205)
1992年7月31日プロミネンス放出現象のムービー(363 KB mpeg)