国立天文台の太陽電波観測装置
(旧東京大学東京天文台・旧名古屋大学空電研太陽電波部門ふくむ)
三鷹 200MHz 強度計
(写真2)
1949 -- 1954?。
約 5m x 2.5m の木枠にダイポールを8組 ならべたものであった。
赤道儀は可視光望遠鏡に使用されたものを流用したらしい。(赤羽 1975 図1)
三鷹 100MHz 強度変動計
三鷹 60MHz 強度変動計
1950 -- 1954。 2連八木アンテナ。(赤羽 1975 図1)
三鷹 3GHz 強度計
(写真2、
写真3、
写真4、
写真5)
1952 -- 1954?。空間固定トランシット式の1.5mアンテナ。
(赤羽賢司; NRO 20周年 18ページ)
三鷹 10mアンテナ
(NRO 20周年 3ページ)
- 1953 -- 1962。3GHz強度観測。
- 1954 -- 1964。200MHz強度偏波観測。(Hatanaka et al. 1955)
- 1960 -- 1971?。227MHz, 326MHz, 408MHz, 612MHz時分割式同時観測。
三鷹 300-700MHz 動スペクトル計
1954 -- ?。ロンビックアンテナ2基を用いて 300MHz - 700MHz 動スペクトル計。
のちアンテナのいっぽうをパラボラ6mに変更。
(改修後はNRO 20周年 1ページ)
三鷹 200MHz 干渉計
(注つき写真)
1958(1954) -- ?。アンテナ系は1954年完成。多相型干渉計として運用は1958年から。
2mx5mビームアンテナ(トランシット式)4基。
(赤羽 1975 図16)
三鷹 9.5GHz 強度偏波計
(写真2)
1957 -- 1964。 1.2mアンテナ。(NRO 20周年 1ページ)
三鷹 100MHz 強度計
(注つき写真)
1957 -- 1962。 2連八木アンテナ。(赤羽 1975 図16)
三鷹 67MHz 強度計
(注つき写真)
1957 -- 1960。 2連八木アンテナ。(赤羽 1975 図16)
三鷹 17GHz 強度偏波計
(写真2)
1964 -- 1972。 0.8mアンテナ。(NRO 20周年 1ページ)
三鷹 17GHz 干渉計
1964 -- ?。 トランシット式1.2mアンテナ8基。(NRO 20周年 1ページ)
三鷹 35GHz 強度計
(写真2)
1968 -- ?。 0.3mアンテナ。(NRO 20周年 19ページ)
旧名古屋大学空電研究所豊川の航空写真
(写真2)
豊川 3.75GHz 強度計
1950 -- 1956?。 2.5mアンテナ。(田中春夫;赤羽 1975 図5)
豊川 4GHz 干渉計
1953 -- 1967?。 1.5mアンテナ5基。(赤羽 1975 図8)。
1954年に1.5mアンテナ8基に拡張。円偏波観測も同時に開始。
豊川 3.75GHz 偏波強度計
1956 -- 1994。 1.5mアンテナ。(赤羽 1975 図38)
豊川 9.4GHz 偏波強度計
1956 -- 1994。 1.2mアンテナ。1994年野辺山に移設。(Tanaka 1967 Fig 2)
豊川 2GHz 偏波強度計
1957 -- 1994。 1994年野辺山に移設。(Tanaka 1967 Fig 2)
豊川 1GHz 偏波強度計
1957 -- 1994。1994年野辺山に移設。(Tanaka 1967 Fig 2)
豊川 9.4GHz 干渉計(旧)
1959 -- 1966?。 建設時は1.2mアンテナ8基。
1962年、(1.2m 16基 + 3m 2基) の複合干渉計に増強。(赤羽 1975 図18)
豊川 2-4GHz 動スペクトル計
1962 -- ?。 2mアンテナ2基。(Tanaka 1967 Fig 5)
豊川 9.4GHz 干渉計(新)
1966 -- 1994。 建設時(東西 2m 32基 + 3m 2基)。(Tanaka 1967 Fig 2; Kakinuma et al. 1969; Enome et al. 1969)。1969年、南北系(1.2m 16基)を加えて2次元干渉計に増強。
豊川 3.75GHz 干渉計
1967 -- 1994。 建設時は東西 3m 32基。(Tanaka 1967 Fig3; Kakinuma et al. 1969; Enome et al. 1969)
1974年、南北系(3m 17基)を加えて2次元干渉計に増強。(Ishiguro et al. 1975)
太陽画像の例。
野辺山 17GHz 干渉計(NoRI)
1970 -- 1992。 1.2mアンテナ12基。1978年大改造。
野辺山 160MHz 干渉計(NoRI)
1970 -- 1989。東西(6m 8基 + 8m 3基)南北(6m 6基)。
野辺山 動スペクトル計(NoRS)
1977 -- 1994。建設時は70-600MHz。1986年12月から70MHz-1GHzに拡張。
野辺山 35GHz・80GHz 複合 偏波強度計(NoRP)
1983 -- 現役。建設時は35GHzのみ。1984年から80GHz。
野辺山 17GHz 偏波強度計(NoRP)
野辺山 電波ヘリオグラフ(NoRH)
1992 -- 現役。0.8mアンテナ84基。建設時は17GHzのみ(円偏波あり)。1995より
35GHz(強度のみ)と2周波観測。
野辺山 3.75GHz 偏波強度計(NoRP)
野辺山 9.4GHz 偏波強度計(NoRP)
1994 -- 現役。 1.2mアンテナ。豊川から移設。
野辺山 2GHz 偏波強度計(NoRP)
野辺山 1GHz 偏波強度計(NoRP)