いろいろな観測装置でフレアを探る
さまざまな観測装置で同時に太陽フレアを観測することにより、単独の装置で
はわからないことを調べることができます。この絵は1993年4月10日のフレア
の画像で、軟X線、硬X線、Hα線、磁場、電波で観測されました。これらのデー
タの組み合わせで、このフレアが、(d)の絵にあるように大きいループの一方
の足元に小さいループが出てきて起こったフレアであることがわかります。
(Reference: Hanaoka, Y., 1997, Solar Phys. 173, 319)