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観測生データの転送

手元のコンピュータで画像合成をするには、生データと、 対応する日付のSZファイル(付録A.3A.4節参照)とが必要である。 これを転送するにはnorh_transコマンドを利用するのが 便利である。このコマンドはCシェルスクリプトで書かれているので UNIX環境であればどこでも使える。また直接NSROの匿名FTPサーバ にログインして手動で転送してもよい。

注意! 生データは1ファイル(10分観測)あたり約16Mbyteある。 国立天文台野辺山から(ネットワーク的に)遠隔地にある サイトのユーザーは、この節の方法ではなく、 CD-ROMの郵送によりデータ取得することを強く推奨する(付録C参照)。


(1) norh_transを使って

入力ファイル(例えばinput)を適切に編集した後
unix% norh_trans input $<$CR$>$
とする。生データとともに対応する日付のSZファイルも転送される。 入力の書式は
ss17980214006 # 17GHz
ss34980214006 # 34GHz
ss17920812002 b # スケジュール b
se17990216085759 # イベント

のようにする。転送する生データ1ファイルに対して1行で、 一日に複数スケジュールがあった日の定常データに対しては
(生データファイル名) (スケジュールID)
とする。スケジュール・生データファイル名については付録A節 参照のこと。


(2) 匿名FTPサーバに直接はいって

unix% ftp solar-pub.nao.ac.jp $<$CR$>$
としてディレクトリ/pub/nsro/norh/raw以下がNoRHの生データである。 この場合対応する日付のSZファイルも忘れずに転送する。



service@solar.nro.nao.ac.jp