NoRH画像合成プログラムはFortran77(一部90)で書かれている。 PC-Linux上で 動作する実行形式バイナリがこのパッケージには付属している。 これ以外で実行するには各自でのコンパイルが必要になるので 以下に手順を説明する。なお商用数値計算ライブラリの 取得が必要になる。 以下の手順でコンパイルする。
(1) 数値計算ライブラリのインストール
以下の数値計算ライブラリをインストールする。
Fujitsu/SSLII | 商用 | http://www.fujitsu.co.jp/ |
NEC/ASL | 商用 | http://www.nec.co.jp/ |
NEC/ASLは、NEC/SX・NEC/EWSでのコンパイル時のみ必要。
(2) FITSIOライブラリのインストール
FITS形式ファイルの出入力ライブラリであるFITSIOパッケージを取得して インストールする。
http://legacy.gsfc.nasa.gov/docs/software/fitsio/
(3) HeliogLibのコンパイル。
${NORH}/soft/helioglib以下のHeliogLibをコンパイルする。
(4) 画像合成プログラムのコンパイル。
${NORH}/soft/synthesis以下の各プログラムをコンパイルする。
接頭子 | データ内容 | ディレクトリ |
ss17,ss34 | 生データ(定常モード) | 任意 [raw/steady] |
se17,se34 | 生データ(イベントモード) | 任意 [raw/event] |
sz00 | SZファイル | 任意 [raw/steady,data/sz_update] |
ifa,ifs,ifr,ifl,ifz | 全面画像 | 任意 [images] |
ipa,ips,ipr,ipl,ipz | 部分画像 | 任意 [images] |
info | 観測時刻情報 | data/info |
rlphdif | 右左偏波位相差 | data/rlphdif |
tsa,tsz | 平均相関値 | data/tsx |
tca,tcz | 平均相関値ダイジェスト(R+Lのみ) | data/tcx |
eva,evz | イベントリスト | data/evx |
lob | 観測ログ(アンテナ不調の情報など) | data/lob |
rep | 観測当番報告 | data/rep |