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: スペクトルグラム : 具体的なデータ解析の例 : 画像プロット   目次


偏波率分布

17GHzデータについては(R+L)と(R-L)との画像の組合わせから 円偏波率をもとめることが できる。定義は

\begin{displaymath}
r_{c}
\equiv {F_{\nu}^{(R-L)}\over F_{\nu}^{(R+L)}}
= {T_{b}^{(R-L)}\over T_{b}^{(R+L)}}
\end{displaymath}

最小が-1 (完全左円偏波)最大が+1 (完全右円偏波)。 円偏波率の画像は、放射メカニズムを判断したり、 コロナ磁場強度を測定するのにつかう。作り方は以下のとおり。
IDL> file='./ips990828_005642' $<$CR$>$
IDL> norh_rd_img,file,indexs,datas $<$CR$>$
IDL> fi17=norh_tb2flux(dataa,indexa,/intensity) $<$CR$>$
IDL> fv17=norh_tb2flux(datas,indexs,/intensity) $<$CR$>$
IDL> norh_polariz,indexa,fi17,indexs,fv17,indexp,pol,mvdp $<$CR$>$
polが円偏波率$r_{c}$の分布画像。 mvdpは得られた polが有効なピクセルについては1が無効なピクセル (たとえば信号が弱いなどの理由で)についてはゼロがはいっている。 indexp polに対応するインデックス。 簡易表示は(図3
IDL> norh_plot,indexa,dataa,indexp,pol,mvdp $<$CR$>$
他波長と重ね合わせるにはマップ形式に変更するのがよい(図3)。
IDL> norh_index2map,indexp,pol*mvdp,mappol $<$CR$>$
IDL> plot_map,mappol,/cont,levels=[-0.8,-0.4,-0.2,0.2,0.4,0.8] $<$CR$>$



Takaaki YOKOYAMA 平成12年10月25日