スペクトルを計算する際は積分時間を長くとった方がよい。300点(30秒間)分の
データを積分するには
IDL> mint=300 CR
IDL> norp_mkint,mint,mvd,tim,fi,fv,mvdav,timav,fiav,fvav CR
次にフレア前静穏電波放射束を差し引く。
IDL> for m=0,6 do fiav(m,*)=fiav(m,*)-fiavg(m) CR
えられた結果をスペクトルフィッティングする。
IDL> norp_alpha,freq,fiav,mvdav,mvdfit,alpha_tk,alpha_tn,freqpk,fluxpk
CR
放射がジャイロシンクロトロン放射であると仮定すると非熱電子のべき
がただちにもとまる。
IDL> norp_alpha2delta,alpha_tn,delta CR
また、フィッティング関数(方程式1)から
明らかにはずれた観測点があるとフィッティングがうまくいかないことがある。
理由は、低周波数では放射メカニズムが異なる(ジャイロシンクロトロンではなく
プラズマ放射)のと、高周波数はS/Nが良くない(特に80GHzはよくない)ためである。
そのようなときはその観測点をフィッティングから以下のようにしてはずす。
IDL> mvfreq=[2,3,4,5,6] CR
IDL> norp_alpha,freq(mvfreq),fiav(mvfreq,*),mvdav(mvfreq,*) $ CR
IDL> ,mvdfit,alpha_tk,alpha_tn,freqpk,fluxpk CR
フィッティングした結果を確かめるために、フィッティング関数と観測点とを
重ね合わせてみる。たとえば nステップ目のデータを見るには
IDL> norp_funcp,alpha_tk(n),alpha_tn(n),freqpk(n)
,fluxpk(n),freqfit,fifit CR
IDL> plot,freq,fiav(*,n),/xlog,/ylog,psym=5 CR
IDL> oplot,freqfit,fifit CR